無料ブログ:ココログ ログインココログ登録(無料)お知らせ

2007年3月24日 (土)

2006年12月2日 函館キャンペーン MOUMOUTAXI

100_3249 10月6日、映画の制作に携わったスタッフ、キャストが集まり、『それでもボクはやってない』の初号試写。ようやくここに約3年と10ヶ月前に取材をスタートさせた映画作りの全てが終わった。そしてここから本格的な映画宣伝がスタートするわけなのだが、同時に僕は妻のバレエ公演『ソワレ』のアジアツアー、日本ツアーに帯同。日本ツアーの合間には、映画の地方キャンペーンも組み込んで、この11年でもっとも忙しい年の、さらに忙しい数ヶ月を過ごすこととなった。とりあえず今回の写真は、12月2日の函館キャンペーンで出会った「MOUMOUTAXI」だ。冗談じゃなく、こいつが町を走ってる。ワゴンの「MOUMOUTAXI」なんか、乳牛そのものだ。思い起こせば、かつて演出したテレビドラマで、北海道を走り回るワゴン車に「牛」ペイントをしようとしたことがある。ところが、プロデューサーに「やりすぎでしょ」と反対され実現できなかった。少し早すぎた提案だったのかもしれないが(現実には、お金の問題だった、ということかもしれませんが)、事実は小説より奇なり、ということですかね。

Posted by 周防 正行 19:39 日記・コラム・つぶやき, 映画についてTBしよう!, 映画・テレビ | | トラックバック (5)

2007年3月 9日 (金)

2006年8月11日 オールラッシュの後は、「高橋」のやきとん

100_1923 7月11日の最初のオールラッシュで2時間41分あった映画(最後に流す予定のクレジットタイトルを除いて)が、1ヶ月の編集を経て2時間20分になった。この日のラッシュを最後にしたいが、はたして「長い」と言われるだろうか?
 緊張のオールラッシュが終わると、東宝・映画調製部の市川南さんが近づいてきた。「これ以上は、切れませんか」「ええ。これが限界です」「分かりました。これでゆきましょう」
 市川さんの力強い言葉に、思わず笑みがこぼれた。
「クレジットを入れて、なんとか2時間23分台ということでお願いします」
「分かりました」と嬉しい僕。
 さあ、やきとんだ!
 照明の長田さん、撮影の栢野さん、そして編集部の菊池さんと助手さんを誘って、「高橋」のやきとんを食べにゆく。酒は飲めない僕だけど、酒のつまみは大好きで、とくに「高橋」のしろとキュウリの一本漬けは、夢にまで見る大好物なのだ!

Posted by 周防 正行 15:23 日記・コラム・つぶやき, 映画についてTBしよう!, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2007年3月 8日 (木)

2006年7月4日 クランクアップのたこ焼き

100_1576 いよいよクランクアップ。最後の撮影となったのは、S#100高等裁判所・佐田事件控訴審・判決。この日、初登場にしてクランクアップとなる大和田伸也さんと、初めて大きな声で感情を露にする高橋長英さんの顔合わせ。傍聴席には私生活でも「ママ」の清水美砂さんが上手に赤ちゃんをあやして座る。クランクアップの日だけあって、スタッフの表情にも安堵とそこはかとない笑みが漂って、セットに華やかな賑わいを感じつつ、今日も順調に撮影は進んだ。本当に最後まで順調だったと感慨にふける間もなく終わると、「強者どもが夢の跡」の第9ステージ内で軽く打ち上げ。用意されたバーベキューやにぎり寿司に混じって、僕の大好きな「たこ焼き」も用意された。最後の最後まで制作部の心遣いに感謝!さあ、編集だ!

Posted by 周防 正行 19:25 日記・コラム・つぶやき, 映画についてTBしよう!, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2007年2月24日 (土)

2006年7月1日 のし紙

100_1484 さて、大詰めの判決言い渡しシーンの撮影を終えた午後10時半、スタッフルームに足を運ぶ。何しろ濃〜い一日だったので、そのまま家に帰る気にもなれず、しばし休憩。ふと壁を見上げれば「のし紙」の数々。時計の右側にも貼ってあるので、壁一面がのし紙となっている。今回の撮影で陣中見舞いをしてくださった方々のものなのだが、映画業界ではこうしてスタッフルームにのし紙を貼り、みなさんの応援を忘れないように日々仕事をしているのでした。今日もたくさんの人が来てくださったのに、お礼も言えず申し訳なかったなあ、と反省しながら、それでも無事撮影が終わったことに感謝しつつ、まだ仕事をしている演出部と製作部のみなさんには申し訳ないけど、お先に帰らせていただきました。

Posted by 周防 正行 13:16 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2007年2月20日 (火)

2006年7月1日 円形移動

100_1460 S#114第12回公判の撮影。
この日は、陣中見舞いにたくさんの人が来てくださった。ところが僕としては、一瞬たりとも集中を途切らせたくなかった重要なシーンだったので、一日中法廷のセットに立てこもり、どなたにも挨拶しなかった。なんと失礼な。この場を借りてお詫びいたします。さて、昨夜、栢野さんと打ち合わせをし、判決理由を聞く徹平を円形移動で撮ることにしたのだが、栢野さんが「あれがいい!」と閃いた円形移動車が、昨日の今日にもかかわらず、借りることができました。実はこの移動車、映画『麻雀放浪記』で和田誠監督が、麻雀卓の周りを回りながら撮るために特注して作ったものなのだ。その円形移動車がなんと証言台の周りを回ることになるとは! この場を借りて、和田誠監督にお礼を申し上げます。こうして撮影技術は日々、人から人へと伝わってゆくんですね。和田監督、ぜひ映画を観てください。

Posted by 周防 正行 21:44 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2007年2月19日 (月)

2006年6月30日 第9ステージの全貌

100_1445 S#109第11回公判 徹平の意見陳述のカットを撮影し終わり、明日はいよいよ大詰めの判決言い渡しシーンだ。そこで撮影の栢野さんと二人セットに残って、どう撮影するかの打ち合わせとなった。僕が円形移動の提案をして、栢野さんが急きょ機材の発注をすることでこの日は別れたが、スタジオを出るときにふと振り返れば、そこには東洋一の大きさと言われる東宝の第9ステージが広がっていた。そこにはもう法廷のセットしかないが、その他の場所には警察の留置場から、同行室、副検事室、アティカス法律事務所とこの映画のあらゆるセットが建っていたのだ。まさに、「強者どもが夢の跡」である。

Posted by 周防 正行 12:04 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2007年2月13日 (火)

2006年6月29日 記念撮影の看板

100_1388 毎日の撮影は空前絶後に順調に進み、ついに終盤のS#98第7回公判へと進んでいた。これ以降、役者さんがどんどん撮影を終えていなくなってゆくので、この日の昼休み、スタッフ・キャストの記念撮影をすることに。記念撮影用の看板を書いてくれたのは、達雄役の山本耕史さん。それにしたって彼は多才だ。待ち時間には、手品でみんなを楽しませつつ、巧みな話術で雰囲気を作ったり、撮影では積極的にアイデアをだして、僕を助けてくれた。さて、看板の右端で、口をとんがらかした眼鏡男が僕なんですけど、これは今回のメイキング監督・七字幸久画伯によるもの。癪に障るけど似てんだよな・・・・・

Posted by 周防 正行 14:50 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2007年2月 7日 (水)

2006年6月27日 劇用ノートに落書き

100_1335 S#88第5回公判の撮影。
法廷のセットに置いてあるものも、本物の法廷と一緒のものを全て揃えてある。写真のノートは書記官・近藤(佐藤恒治さん)がいつも裁判中に広げている大学ノートだ。このノートはその中身が撮影されることはないので、いろいろな役者さんが、待ち時間などに好き勝手に書き込みをしていた。これがけっこう笑えたりする。他の仕事で共演した役者さん同士が交換日記よろしく使ったり、撮影の感想やら、誰かの似顔絵を描いたり、今後も頑張っていきましょうなど、スタッフ、キャストに呼びかけたりしていて飽きない。まあ、監督もときどき読みますので、セットでの落書きは気をつけて書きましょう!

Posted by 周防 正行 16:33 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2007年2月 5日 (月)

2006年6月25日 机に仕込むライト

100_1291 S#80第3回公判も大詰め、裁判官の補充質問の撮影。
遮蔽板に遮られた被害者の左斜め後方にある長イスに座る徹平(加瀬亮さん)をライティングするために、カメラの死角になる場所、弁護士側の机の脇に小さなライトを仕込んでいるところ。作業をしているのは、照明助手の土井本さんと根本さん(顔が映ってなくてゴメンナサイ)。ライティングをするときはスタンドインがいるのだが、この日の徹平のスタンドインは助監督の是安さん。
 照明部や録音部など、その機材が画面に映ってしまっては困るパートは、あらゆるカメラの死角を利用して、様々な種類の機材をワンカットごとに仕込んでゆくのだ。ワンカットの画の中には、実は隠されたものがたくさんあるのです。その隠されたものによってこそ、被写体がきちんと存在するようになる、ということですね。

Posted by 周防 正行 12:31 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2007年1月25日 (木)

ココセレブに監督インタビュー掲載&プレゼント企画も

ココセレブに監督インタビューが掲載中。さらに監督からのお題に答え、優秀作品にはオリジナルTシャツをプレゼント!是非ご覧になって下さい。
(スタッフより)

アドレスはこちら
http://celeb.cocolog-nifty.com/interview/2007/01/post_cdb3.html

Posted by 周防 正行 16:44 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ |

2007年1月12日 (金)

2006年6月22日 法廷のセットには天井がある

100_1254 さて、もう一回続けて6月22日のレポート。東宝第9ステージに建てられた、東京地裁で一番狭い法廷をモデルにしたセット。普通、撮影所に建てられたセットには天井がないことが多い。余程の狙いがないと、天井まで画面に入ることが少ないからだ。そして天井がないと、上からライティングをしたり、録音部がマイクを突っ込んだりできる。ロケセットには当然天井があるから、照明や録音はとてもやりにくい。天井がないのはセットのいいところの一つなのだ。ところがだ、この法廷のセットには常時天井がつけられることになった。なぜなら、地裁の法廷のリアル感、息苦しいような空間を表現するためである。したがって照明部も録音部もロケセットとあまり変わらない苦労を強いられることになった。『Shall we ダンス?』のダンス教室のセットも、雑居ビルの天井の低さのリアリティを考え、天井をつけた。照明部と録音部には、二作続けてなんとも窮屈な仕事をしていただくことになてしまったのである。スイマセン。

Posted by 周防 正行 00:43 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (24)

2007年1月 8日 (月)

2006年6月22日 差入続々

100_1243 東宝撮影所第9ステージに入ってすぐの右手に置かれたテーブルには、いつも差入が満載されていた。毎日のようにどなたからかの差入があり、それぞれに誰からいただいたか貼り紙がしてあるのだが、それにしてもかつて自分の撮影で、こんなに毎日差入があったためしはない。もしかして11年ぶりの撮影なので、次がまたいつになるかも分からないから、一気に来てしまったのだろうか。僕が毎年映画を撮っていたら、「また撮ってるらしいよ。こないだのとき差入れたから、今回はいいか」とか「そういつもじゃね。またの機会にしましょう」なんて具合になっていたのかもしれない。それにしても本当にありがたいことです。でもねえ、朝とかお昼にちらっと見て、「あ、あれ美味しそう!あとで食べよ」なんて思ってたら、あっと言う間になくなってた、なんてことがありました。次回からは自分の貼り紙を用意して、キープしておくことにしよう。

Posted by 周防 正行 23:01 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ |

2007年1月 5日 (金)

2006年6月18日 朝ご飯

100_1163 この映画に出てくる裁判所は、東京地裁がモデルになっている。そこで、土日が休みの東京地裁にロケ交渉(入口とロビーの撮影)をしたのだが、相手にされない。結局、裁判所のロビーがロケ場所探しでもっとも難航することになった。そして制作部が苦労して探し回った末にようやく出会ったのが茨城県議事堂。東京地裁より圧倒的に立派で、撮影にもご理解があった。ところが場所が遠いので、この日は午前6時半、新宿出発。朝ご飯は、おにぎり2個と鶏の唐揚げにお茶。これを移動の車中で食べる。ちなみに朝ご飯が用意されるかされないかは集合時間による。いわば撮影隊の掟だが、午前7時を過ぎる集合時間だと各自勝手に食べてこなければならない。たとえば集合が午前7時15分なんてなっていたりすると、早く出発したいが朝ご飯代も節約したい、なんていう制作部の苦労が透けて見えたりするのであった。

Posted by 周防 正行 00:00 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2006年12月30日 (土)

2006年6月9日 大森裁判官はスワローズファン?

100_1008 ここは、東宝第9ステージの裁判官執務室のセットにある大森裁判官の机の上。古田敦也選手のサインボールを飾ったのは、僕だ。ちなみにそのボールの左にあるもう一つのボールは、今年から軟式野球の公式戦で使われるようになった公認球(結局、今年、このボールを握ることはなかった)。大森裁判官を僕と同じスワローズファンにしたのは、裁判官の中の少数派?という意味なのか。ちなみにこのサインボールは、僕が古田選手とキャッチボールをしたときに使ったボール。それも春のキャンプのメイン球場のマウンドから、ホームベースの後ろに座って構えてくださった古田選手に投げ込んだときのボール。ちなみに、この映画の取材で大変お世話になった元・裁判官の秋山賢三弁護士は大のタイガースファンで、裁判官時代、ご自宅で仕事をしているときの楽しみは、「プロ野球ニュース」を見ることだったそうだ。つまりナイター中継をゆっくり見ることもできないほどに裁判官は忙しいのである。さて、映画の中で、あなたはこのボールを発見できるだろうか?

Posted by 周防 正行 22:15 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2006年12月26日 (火)

2006年6月8日 恐るべし装飾部

100_0984 ここは、ツグミ法律事務所のロケセット。ロケセットというのは、撮影所の中ではなく、実際の建物をお借りして撮影するセットのこと。とはいえ、ここは本物の法律事務所ではない。首都高速が窓の外に見える雑居ビルの一室をお借りして、そこに物を運び込み、法律事務所に見えるように飾り込んで撮影するのだ。僕が今までテレビや映画で見ていた法律事務所は、立派な法律関係の書物ばかりが目立っていた。ところが、刑事弁護を一生懸命やっている法律事務所の取材をすると、とにかく紙のファイルの山なのだ。そして学校の教員室以上の乱雑ぶり。リアルな法律事務所を再現するために、これらの膨大な量のファイルをわざわざ作り、その他法律事務所にあるものを考えつく限り持ち込んで作った。こうしたセットの飾り込みを担当するのが「装飾部」。それにしたって、この飾り、初めてセットに足を踏み入れたときは「絶句」した。ここまでやってくれたことに感謝するとともに、「恐るべし装飾部」と脱帽するしかなかったのである。

Posted by 周防 正行 10:57 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2006年12月24日 (日)

2006年6月7日 ある日のバレ飯

100_0964 撮影所のそばにある食堂「ますだや」のランチ。メンチカツ・いかゲソフライ・キャベツ・マカロニサラダ・ご飯・ラーメン・沢庵。ボリューム満点のランチに撮影中はたびたびお世話になったが、実はこの食堂、僕が高校生のときにもお世話になっていた。僕の母校は、東宝撮影所と道を隔てて建つ武蔵工大附属中高。高校生の昼休み、よく学校を抜け出して、まだ古い建物だった「ますだや」に秋刀魚焼き定食なんかを食べに来ていた。もちろん校則違反だったけど、弁当や学食に飽きた学生たちが結構通っていた。「高校生のときも来ていたんですよ」とお店のおばちゃんに話したら、とてもびっくりしていた。

Posted by 周防 正行 10:56 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年12月18日 (月)

2006年6月5日 雨降らし

100_0935 唯一、シナリオに書き込んだ雨のシーン。今回の撮影では、実際に雨の日が多く、そのまま撮影することも多かったが、この日は正真正銘の雨降らしだ。被告人質問での徹平の「失敗」に、直後のカフェの説明会で皆が深刻になる。そういった暗い気分の「雨」。イントレ(鉄製パイプで組んだ足場)の上に乗ったり、脚立に立ったり、建物の上の方にへばりついたりして、ホースでカメラに映る範囲に水を降らす。ホースの先にシャワーヘッドを付けた器具で全体的に降らせたりするが、それでは雨に表情がでない。そこで、雨にリアリティを出すために、手にしたゴムホースの先を指で潰して微妙に水の出を調節して降らせるというアナログの雨を足す。雨降らしを担当するのは「特機部」。彼らは例えばレール移動の撮影だったり、クレーン撮影だったり、特別な撮影機材を使うときに大活躍するスタッフだ。

Posted by 周防 正行 20:20 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年12月 7日 (木)

2006年6月3日 消し香盤

100_0912_2 撮影所のセットでの撮影を終え、帰りに撮影所内にあるスタッフルームに顔を出す。写真は、スタッフルームの壁に貼られた「消し香盤」。全シーンが書かれた表。撮影の終わったシーンを赤く塗りつぶす。「これがないと撮影した気がしないんだよね」とは桝井プロデューサーの弁。撮影が始まって約3週間なのに、半分近く終わった感じがするが、ページ数の多い法廷シーンが残っているので、まだまだ先は長い。升目の一つ一つをシーンの長さに合わせて作らないと錯覚してしまう。ちなみに「香盤表」とは、各シーンごとの出演者が書き込まれた表。前々回の写真にあった「バレ飯」の横に貼られたスケジュール表がそれですね。「香盤」とは元は線香を立てる台のことで、四角い升に線香を立てるための穴が開いている。撮影で使う「香盤表」は四角い升の中に役者名を書き、出演シーンに「○」を入れる。これが「香盤」と似ていることから「香盤表」と呼ばれるようになったようだ。

Posted by 周防 正行 10:30 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (2)

2006年11月27日 (月)

2006年6月2日 接見室セット撮影

100_0882_1 東宝撮影所第9ステージに建てられた接見室のセットで撮影。セットのいいところの一つに、自由自在に壁が取り外せるということがある。写真を見ればわかるように、狭い接見室の片側の壁を取り外せば移動車だろうがクレーンだろうが何だって持ち込んで撮影できる。天井もないから上から撮ることも可能だ。これが、もし本物の警察署の接見室だったら、あまりに狭過ぎて部屋の隅からワイドレンズで撮るしかないだろうし、ライティングも大変だ。というわけで、本物の場所が使えないからという理由の他に、現実の場所があまりに狭過ぎて撮影が不自由だからセットを建てるということもあるのです。

Posted by 周防 正行 15:15 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2006年11月21日 (火)

2006年5月30日 バレ飯!

100_0817_2 東宝撮影所、第9ステージ入口に張り出された貼り紙。「バレ飯」ってなんだ? 「バレエ飯」の略。バレリーナのような体形になるための「ダイエットご飯」の意。監督の奥さんもバレリーナだし。違います。これは業界用語で「みなさん好き勝手にばらばらになって、どこかで食べてきてください」という意味。そもそも業界(?)では解散してそれぞれ帰ることを「バレる」と言う。たとえば企画会議が煮詰まった時、「もう今日はここまでにしてバレませんか」なんて使う。ばらばらにすることを「ばらす」というから、ばらばらになることを「ばれる」というのか? 「バレ」て「飯」。ちなみに夕食はケイタリングで、このかわいい貼り紙の作者は制作部。

Posted by 周防 正行 12:59 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年11月13日 (月)

2006年5月24日 東宝撮影所

100_0733_2 この日は撮影準備で撮影はお休み。朝から徹平の住むマンションのロケセットの飾り具合を確認しに行ったり、撮影所で衣装合わせをしたり、セットの下見をしたり。写真は東宝撮影所第9ステージに建てられた副検事室のセットの窓外に見えるビルの書割。絵です。セットの窓外は、景色の写真パネルを置いたり、景色だけ撮影して、それをあとで合成したりするのだが、この絵というのが、意外にいいのです。なぜ、絵で大丈夫なのかといえば、カメラのフォーカスは室内の人物に合っているので、窓外はピンボケとなる。そのピンボケとライティングの妙が、味のある窓外を生む。これぞ、映画の妙ですね。

Posted by 周防 正行 11:40 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2006年11月10日 (金)

2006年5月21日 ケイタリング

100_0658 東宝撮影所第9ステージでのセット撮影。お昼はケイタリング・サービス。第9ステージ入口横にセッティングされたケイタリングの列に並ぶスタッフ。11年ぶりの映画撮影で以前と違うものの一つが、このケイタリングだ。昔はコマーシャルの撮影では時々あったが、映画撮影の現場はほとんどお弁当だった。今回は撮影所だけでなく、ロケに出た時にもケイタリングがあった。ケイタリング・サービスの会社もいくつかあるようで、制作部はスタッフの反応をみながら会社を選び、メニューに工夫をこらしていた。この日は「さんぺい食堂」のケイタリング。肉野菜炒め、酢豚、餃子、レタスきゅうりサラダ、ご飯、味噌汁、沢庵。いつもは撮影中に減る体重も、今回は2kg増えた。

Posted by 周防 正行 16:00 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年11月 6日 (月)

2006年5月16日 岸川駅撮影

Download3 朝の通勤ラッシュを再現するために、約500人のエキストラに集っていただく。一般募集したボランティアの皆さんだ。交通費1000円、お昼のお弁当と記念品。たったそれだけ。感謝。「今日一日、役者としてお付き合い下さい」とご挨拶させていただいた。エキストラの皆さんの演技力に朝の通勤ラッシュのリアリティがかかっている。撮影場所は京王線の府中競馬場正門前駅。車内撮影も京王線をお借りしたが、ただでさえ日本では、公共の場所での撮影許可がなかなかおりない。その上、今回は車内で痴漢事件が起きる。それでも貸して下さった京王電鉄に心より感謝。

Posted by 周防 正行 10:29 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)

2006年10月30日 (月)

2006年5月13日 岸川警察署

Download_02 秦野市役所をお借りして、岸川警察署のシーンを撮影。市役所を警察署にするために看板、垂れ幕、赤色灯を飾り付け。担当は、美術部と装飾部。パトカーも借り物だ。脚本上は「雨」のシーンではなかったが、この日は一日雨。どうしても晴れていなければならないシーンではなかったので撮影することにしたが、雨中の撮影は大変だ。ライティングをし、おまけに移動撮影のためにレールも敷いて、みんなずぶ濡れで作業する。ちなみにこういう時のレインコートを用意したりするのも制作部の仕事だ。

Posted by 周防 正行 11:12 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年10月20日 (金)

2006年5月12日 押送バスの撮影

Download_00_1 この日は、一日路上撮影だったので、いつでも軽食が取れるように、歩道に飲物、食べ物を用意。これも製作部の仕業である。テーブルから椅子、発電機まで取り揃え、入れ立てのコーヒーをスタッフ、キャストに振る舞う気の使いよう。もっとも撮影の都合で、きちんとした昼休みを取って、食事をする時間もなかったから、通称「つなぎ」と言われる、食事と食事の間をつなぐ軽食を用意するのは当然のことなのだが。

Posted by 周防 正行 17:27 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年10月17日 (火)

2006年5月11日 クランクイン

Download_01 撮影初日のお昼のお弁当。超豪華である。11年に1度のことなので、制作部も奮発したらしい。撮影中の食事を仕切るのは、制作部のお仕事。映画のクレジットには、制作担当、制作主任、制作進行なんて出てきます。もちろん食事の世話だけが仕事ではない。映画のスタッフの中で最も雑多な仕事を引き受けなければならない、非常にしんどいパートなのだ。ちなみに、「蟹爪」のあるなしで値段が違ったりするそうで、制作部は限られた予算の中で、撮影中のスタッフの唯一のお楽しみである食事の充実をどこまで図れるか、日夜頑張っているのです。11年ぶりのロケ弁、「魚屋さんのお弁当金兵衛」は、おかず違いで三種類用意されていた。僕が選んだのは、鯛の醤油焼き。絶品でした。

Posted by 周防 正行 12:00 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (0)

2006年10月 5日 (木)

"周防正行の「いつもデジカメ撮ってます」"10月17日連載スタート

周防監督自らが撮り下ろした写真をブログで紹介。撮影現場の様子などを監督自身がリポートする『それボク』デジカメメイキング。

Posted by 周防 正行 10:08 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | | トラックバック (1)