2006年12月30日 (土)
2006年6月9日 大森裁判官はスワローズファン?
ここは、東宝第9ステージの裁判官執務室のセットにある大森裁判官の机の上。古田敦也選手のサインボールを飾ったのは、僕だ。ちなみにそのボールの左にあるもう一つのボールは、今年から軟式野球の公式戦で使われるようになった公認球(結局、今年、このボールを握ることはなかった)。大森裁判官を僕と同じスワローズファンにしたのは、裁判官の中の少数派?という意味なのか。ちなみにこのサインボールは、僕が古田選手とキャッチボールをしたときに使ったボール。それも春のキャンプのメイン球場のマウンドから、ホームベースの後ろに座って構えてくださった古田選手に投げ込んだときのボール。ちなみに、この映画の取材で大変お世話になった元・裁判官の秋山賢三弁護士は大のタイガースファンで、裁判官時代、ご自宅で仕事をしているときの楽しみは、「プロ野球ニュース」を見ることだったそうだ。つまりナイター中継をゆっくり見ることもできないほどに裁判官は忙しいのである。さて、映画の中で、あなたはこのボールを発見できるだろうか?
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2006年12月26日 (火)
2006年6月8日 恐るべし装飾部
ここは、ツグミ法律事務所のロケセット。ロケセットというのは、撮影所の中ではなく、実際の建物をお借りして撮影するセットのこと。とはいえ、ここは本物の法律事務所ではない。首都高速が窓の外に見える雑居ビルの一室をお借りして、そこに物を運び込み、法律事務所に見えるように飾り込んで撮影するのだ。僕が今までテレビや映画で見ていた法律事務所は、立派な法律関係の書物ばかりが目立っていた。ところが、刑事弁護を一生懸命やっている法律事務所の取材をすると、とにかく紙のファイルの山なのだ。そして学校の教員室以上の乱雑ぶり。リアルな法律事務所を再現するために、これらの膨大な量のファイルをわざわざ作り、その他法律事務所にあるものを考えつく限り持ち込んで作った。こうしたセットの飾り込みを担当するのが「装飾部」。それにしたって、この飾り、初めてセットに足を踏み入れたときは「絶句」した。ここまでやってくれたことに感謝するとともに、「恐るべし装飾部」と脱帽するしかなかったのである。
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2006年12月24日 (日)
2006年6月7日 ある日のバレ飯
撮影所のそばにある食堂「ますだや」のランチ。メンチカツ・いかゲソフライ・キャベツ・マカロニサラダ・ご飯・ラーメン・沢庵。ボリューム満点のランチに撮影中はたびたびお世話になったが、実はこの食堂、僕が高校生のときにもお世話になっていた。僕の母校は、東宝撮影所と道を隔てて建つ武蔵工大附属中高。高校生の昼休み、よく学校を抜け出して、まだ古い建物だった「ますだや」に秋刀魚焼き定食なんかを食べに来ていた。もちろん校則違反だったけど、弁当や学食に飽きた学生たちが結構通っていた。「高校生のときも来ていたんですよ」とお店のおばちゃんに話したら、とてもびっくりしていた。
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2006年12月18日 (月)
2006年6月5日 雨降らし
唯一、シナリオに書き込んだ雨のシーン。今回の撮影では、実際に雨の日が多く、そのまま撮影することも多かったが、この日は正真正銘の雨降らしだ。被告人質問での徹平の「失敗」に、直後のカフェの説明会で皆が深刻になる。そういった暗い気分の「雨」。イントレ(鉄製パイプで組んだ足場)の上に乗ったり、脚立に立ったり、建物の上の方にへばりついたりして、ホースでカメラに映る範囲に水を降らす。ホースの先にシャワーヘッドを付けた器具で全体的に降らせたりするが、それでは雨に表情がでない。そこで、雨にリアリティを出すために、手にしたゴムホースの先を指で潰して微妙に水の出を調節して降らせるというアナログの雨を足す。雨降らしを担当するのは「特機部」。彼らは例えばレール移動の撮影だったり、クレーン撮影だったり、特別な撮影機材を使うときに大活躍するスタッフだ。
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2006年12月 7日 (木)
2006年6月3日 消し香盤
撮影所のセットでの撮影を終え、帰りに撮影所内にあるスタッフルームに顔を出す。写真は、スタッフルームの壁に貼られた「消し香盤」。全シーンが書かれた表。撮影の終わったシーンを赤く塗りつぶす。「これがないと撮影した気がしないんだよね」とは桝井プロデューサーの弁。撮影が始まって約3週間なのに、半分近く終わった感じがするが、ページ数の多い法廷シーンが残っているので、まだまだ先は長い。升目の一つ一つをシーンの長さに合わせて作らないと錯覚してしまう。ちなみに「香盤表」とは、各シーンごとの出演者が書き込まれた表。前々回の写真にあった「バレ飯」の横に貼られたスケジュール表がそれですね。「香盤」とは元は線香を立てる台のことで、四角い升に線香を立てるための穴が開いている。撮影で使う「香盤表」は四角い升の中に役者名を書き、出演シーンに「○」を入れる。これが「香盤」と似ていることから「香盤表」と呼ばれるようになったようだ。
Posted by 周防 正行 10:30 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | 固定リンク
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