2006年6月5日 雨降らし
唯一、シナリオに書き込んだ雨のシーン。今回の撮影では、実際に雨の日が多く、そのまま撮影することも多かったが、この日は正真正銘の雨降らしだ。被告人質問での徹平の「失敗」に、直後のカフェの説明会で皆が深刻になる。そういった暗い気分の「雨」。イントレ(鉄製パイプで組んだ足場)の上に乗ったり、脚立に立ったり、建物の上の方にへばりついたりして、ホースでカメラに映る範囲に水を降らす。ホースの先にシャワーヘッドを付けた器具で全体的に降らせたりするが、それでは雨に表情がでない。そこで、雨にリアリティを出すために、手にしたゴムホースの先を指で潰して微妙に水の出を調節して降らせるというアナログの雨を足す。雨降らしを担当するのは「特機部」。彼らは例えばレール移動の撮影だったり、クレーン撮影だったり、特別な撮影機材を使うときに大活躍するスタッフだ。
Posted by 周防 正行 20:20 日記・コラム・つぶやき, 映画・テレビ | 固定リンク

